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年収8百万円でも破綻寸前の世帯は多い!中流家庭を貧困にさせる数千万円の住宅&車の購入

2016.09.15

「年収800万円」といえば、現在の日本では間違いなく高給取りです。国税庁によりますと、年間の平均給与は415万円(2014年)なので、ざっとその2倍の収入です

ところが、年収800万円にもかかわらず、「家計が火の車」「破綻寸前」という家庭が少なくありません。

●高収入者に多い「隠れ貧困」の恐怖

金融広報中央委員会の調べによりますと、貯金ゼロの人の割合は、年収750万円~1000万円未満で11.2%。年収1000万円~1200万円未満の場合は、さらに増えて13.5%に上ります。たとえ貯金がゼロでも、膨大な住宅ローンをはじめ、学費や塾といった子供の教育費など、出費は増えることがあっても減ることはありません。そんな状態では、家族の誰かが突然病気になっても対処できない、そればかりか、お金を借りてしのいだとしても、返済するあてがないので、ますます経済的に困窮してしまうのです。こういう人たちを『隠れ貧困』といいます。

「年収が多いのに貯金ゼロ」という家庭が増えた背景には、ひとつに税金の国民負担率の上昇や保険料などの引き上げがあるといいます。00年代に入ってからは、ほぼ毎年のように、なんらかの税金や保険料の引き上げなどがあり、そのたびに家計は圧迫されてきました。その結果、年収800万円といっても、実際の手取りはどんどん少なくなっているのです。

そこで家計を見直すことができればいいのですが、なかにはそれができない人たちもいます。『隠れ貧困』に陥る人の多くは、収入が減っても家計を見直すことができない、つまり生活レベルを落とせなかった人たちです。

 

●なぜ、団塊ジュニア世代が一番危ない?

「隠れ貧困」の傾向が最も顕著なのは、現在40代となっている「団塊ジュニア」世代です。

団塊ジュニアは「がんばれば、それだけの対価を得られる」という団塊世代の親の影響を強く受けているといます。しかし、日本経済が低迷しているにもかかわらず、いまだに「がんばればなんとかなる」と考えていること自体が間違いなのです。

現実的に世の中の状況を把握していれば、『何千万円もする立派な家に住もう』『高級車を買おう』などとは考えないはずです。バブル期と違って日本経済が下降している時代に、そのローンを30年後まできちんと返せる保証がどこにあるのでしょうか。

ところが、団塊ジュニアは親世代から「家を持って一人前」と教わってきたため、経済状況が下降しても節約するということができません。その結果、多額のローンを組んで家を購入し、毎月の返済に追われ、貯金のない「隠れ貧困」に陥ってしまうのです。

しかし、「隠れ貧困」の人も、立て直すのが不可能というわけではありません。

『隠れ貧困』から脱却するには、『貯金できる体質』に変わるしかありません。月に2000円でも3000円でもいいので、コツコツ貯めること。同時に、生活レベルの見直しも重要です。

車を維持費や税金の安い軽自動車にする、携帯電話も大手キャリアから格安スマホにするなど、見直す要素はたくさんあります。

「老後破産」にならないために、まずは「50歳で借金ゼロの状態」を目指すべきです。50歳が無理なら、60歳前までに、貯金がなくても借金もない『プラスマイナスゼロ』を達成したい。そうすれば、老後の生活も安心となるはずです。

団塊ジュニア世代が安心して老後を迎えたいのであれば、変化する世の中に対応し、しっかり地に足をつけて計画を立てていく必要があります。

 

 

情報/Business Journal

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