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「住宅ローン破綻」という悪夢に陥らないために

2016.04.28

最近、メディアなどで「老後破綻」「下流老人」といった、老後生活の困窮を表す言葉が目につくようになりました。高齢者の貧困には様々な原因がありますが、その中の一つとして、現役時代に完済できなかった住宅ローンの返済が、年金生活を圧迫していることが挙げられます。

ですが、いわゆる「住宅ローン破綻」は、高齢者のみならず働き盛りの世代にも珍しくありません。住宅ローンが払えなくなるケースは、ローン開始から15年未満、年代としては40代が最も多いのです。

住宅という人生で最大の買い物をする前には、返済スケジュールを入念に立てる人がほとんどでしょう。それゆえ、「住宅ローンで破綻するなんて、自分には関係ない」と、他人事と考えてしまいがちです。しかし、収入が高い家庭や、計画的な返済を考えていた家庭であっても、思いもよらない要因によって住宅ローンが返せなくなってしまう場合があるのです。

夢のマイホーム購入が悪夢に転じてしまわないよう、住宅ローン破綻の原因や背景などについて知り、もし万が一ローンを返済できなくなった場合のベストな対処法も知っておきましょう。

 

住宅ローン破綻を招く原因や背景とは?

住宅ローン破綻をしてしまう原因とは何でしょうか。最も多いのは、収入減です。特に気を付けたいのが、夫の収入ではなく妻の収入が減るというケース。共働きなら充分返せると思っていたのに、子供の誕生により妻が休職したり、退職したりして予定通りの返済が難しくなるといった家庭も多いようです。

出産や介護などのライフイベント要因だけでなく、病気やケガでやむなく休職や退職するケースもあります。また、ボーナスや退職金をあてにした返済計画を立てている場合も要注意。ボーナスカットや退職金の減額といった不測の出来事により、返済が滞ってしまうケースも少なくありません。その他にも、リストラや離婚が原因の場合もあります。

一方、収入に不安はないと思われるような、高収入の家庭でも住宅ローン破綻は起こり得ます。収入が高いことで、金融機関からの借り入れもスムーズに行えるし、ブランド力のある地域の高額物件に手を出してしまいがち。しかし、借り入れできる額と実際に返済可能な額は必ずしもイコールではありません。高収入家庭では生活費や教育費などの支出も大きくなる傾向にあります。住宅購入の高揚感で当初は見えなかった家計のやりくりの難しさが徐々に露見し始め、破綻に陥ることもあるのです。

 

住宅ローンの返済が困難になった場合はどうすればいいのか

住宅ローンで家計が破綻するとは多くの人が想像さえしませんが、実際は誰にでも起こり得ることだということを肝に銘じておきましょう。

不測の事態やリスクを挙げればキリがありませんが、最低限、ボーナスや妻の収入ありきの返済計画は危険を伴うということを考慮し、場合によっては見直しも検討することをお勧めします。

 

返済困難なときに「やってはいけない」こと

万が一住宅ローンの返済が難しくなってしまった時の対処法をご紹介します。一番やってはいけないのは、融資を受けている金融機関にギリギリまで相談しないということです。滞納しそうな時点で相談すれば、様々な対応策があります。しかし、実際にローンを滞納してしまえば、信用に傷がつきそれらは以後利用することができなくなってしまいます。

金融機関からの信用を損なうのではないかと悩まず、早い時点で申し出ましょう。また、ファイナンシャルプランナー等、専門家に相談することも忘れずに。経済的に追いつめられると、当事者は冷静な判断ができなくなります。そういう時こそ、専門知識を持つ第三者の意見を参考にすることが重要です。

 

 

情報/ZUU online

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