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中古マンション値上がり続く 8月首都圏5年ぶり1割超

2015.10.15

首都圏で中古マンションの価格が一段と上昇しています。8月は12カ月連続で値上がりし、約5年ぶりに前年同月比の上げ幅が1割を超えました。東京都の伸びが全体をけん引しています。近畿圏でも都心部の上昇が目立ちます。投資物件向けや相続税対策などの需要が堅調です。一方で郊外の値動きは鈍く、首都圏の中で二極化が鮮明になっています。

8月の首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)の中古マンション平均価格は3115万円でした。前月比で1.5%、前年同月比で10.7%高いです。前年同月比での上昇率が1割を超えるのは2010年7月以来、5年1カ月ぶりです。前年同月比で1割以上上昇すると、「値上がりが加速している」目安になるとされます。

首都圏全体の物件数の半分弱を占める東京都の値上がりが目立ちます。8月は前月比2%、前年同月比14.6%高い4351万円でした。中でも東京23区は前年同月比で16.1%上がりました。

需要は底堅いようです。8月の東京都の中古マンション成約件数は前年同月比で18.1%増えました。都心部は投資や相続税対策など購入者が居住する以外にも幅広い需要があるようです。

一方、首都圏でも郊外では小幅な上昇にとどまります。神奈川県は前年同月比4.6%、埼玉県は同2.7%値上がりしました。千葉県では同2.6%下がりました。立地選別の姿勢が強まっており、特に都心部への通勤に1時間以上を要する地域への関心は低いようです。

近畿圏(大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県)でも首都圏と同様に二極化の傾向がみられます。8月の近畿圏の中古マンション価格は前月比0.4%、前年同月比2.4%上がって1859万円でした。大阪市中心部は同11.5%高の3232万円と、近畿圏全体と比較して大きく値上がりしました。

 

情報/日本経済新聞

 

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